「マクドナルドラジオ大学」は、アーティストの高山明による、マクドナルドを「大学」に変えるアートプロジェクトです。「教授」はなんらかの理由で故国を離れることになった移民や難民で、「学生」はマクドナルドに入店し、ハンバーガーとドリンクとともに講義を聴講することができます。
聴講科目の受講方法
お手持ちのスマートフォンとイヤホンで、マクドナルドラジオ大学のレクチャーを聞いてみよう
鳥取県内のマクドナルド各店に行って、お好きなメニューを注文しましょう。
ご自身のスマートフォンから、店内のQRコードをスキャンしてください。
マクドナルドラジオ大学の特設ウェブサイトからレクチャーを選び、再生ボタンを押してください(イヤホンをして聞くのがおすすめです)。
ENJOY!
What is McDonald's Radio University?
「マクドナルドラジオ大学」は、フランクフルトで始まり、ベルリン、東京、香港、金沢、ブリュッセル、ウルサンと移動してきました。それぞれの町に暮らす移民や難民が「教授」となり、講義をつくり、ある時はマクドナルドで、またある時は美術館や劇場で、自らの経験からえた知恵や知識を届けてきました。今回は鳥取県内のマクドナルド全店舗での開校になります。
シリア、アフガニスタン、ガーナ、エリトリア、イランなど、様々な国からやってきた「教授」による講義は40を数え、建築・哲学・文学・生物学・ジャーナリズム・スポーツ科学などバラエティに富んでいます。今回は鳥取で新たにつくられた3つを含め、17個の講義を聴くことができます。
鳥取県立博物館 企画展「ミュージアムとの創造的対話 04 ラーニング / シェアリングー共有から未来は開くか?」サテライト展示
Photo= Shunji Tanaka
Artist Profile
高山明
1969年さいたま市生まれ。演出家・アーティスト。Port B(ポルト・ビー)主宰。東京藝術大学大学院映像研究科教授。活動は多岐に渡るが、いずれの活動においても「演劇とは何か」という問いが根底にあり、演劇の可能性を拡張し、社会に接続する方法を追求している。著書に『テアトロン– 社会と演劇をつなぐもの』(河出書房新社、2021)など。
Photo= Masahiro Hasunuma
Information
鳥取県立博物館 企画展 ミュージアムとの創造的対話 04
ラーニング / シェアリングー共有から未来は開くか?
会期:2023年11月26日(日)~12月28日(木)
休館日:12月11日(月)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
【問い合わせ先】鳥取県立博物館
鳥取県鳥取市東町二丁目124 / TEL.0857-26-8042
MORE INFO
特典
本プロジェクトは、鳥取博物館企画展「ラーニング / シェアリングー共有から未来は開くか?」のサテライト展示として開催されています。博物館内の展示では「マックフライポテト® (S) 無料券」つきの入学案内を配布中です。 (配布枚数に限りがあります)